コラム


<未来>を預かる

桜の便りが届き始め、今年も多くの企業が新入社員を迎える季節になりました。

入社式の様子伝えるテレビのニュースでは、就職活動中と同じスーツに身を包んでも、明らかにその表情や姿勢が、どこかしら学生とは違う「社会人らしさ」をまとっているように映りますから、不思議なものです。

弊社も毎年、新入社員研修を担当していますが、どのトレーナーも「緊張する」と言います。もちろん、どの機会も同じですが、右も左もわからない真っ白な状態の新人たちを企業から託される責任において、あらためて身が引き締まる、ということなのです。ある企業の教育担当の方が打合せのときに「今、いろいろあって社内は決して明るい雰囲気ではありません。でも、とにかく新入社員を迎えることができるということは、この会社に<未来>がある、ということなんです」とおっしゃいました。その言葉をお聞きして、あらためて、私たちはその企業の大切な<未来>をお預かりするのだ、と再認識したのです。

入社式から緊張の連続でしょうに。慣れない通勤、時間管理、チームワーク、新しい人間関係。早く馴染もうと、無理をしながらも必死に(目をこすりながら?)ついてくる、この大切な企業の財産(人材)に、限られた時間ではありますが、これからへこたれず歩いていくための何かをつかんでほしいと、こちらも全力で向き合います。

職場に配属されたら、緊張した面持ちのまま、その姿でもって周りに<未来>を感じさせる、そのような現場力として送り出せるよう、ただいま準備を進めています。

A.K.